『夢遊病』

作詞/作曲 睦涼


黒い風に乗って
黒い雲がやってきて
青い空を包み込んだ。
空は死んで崩れ落ちる。
そして空はオバケに食べられた。
黒い雲と流れてきた
黒いオバケに食べられた。
青い肉片一つ残さず食べてしまった。
草原の草はみんな黒く黒く死んで
ゆらりゆらり風に揺れて
倒れた樹は悲しそうに笑ってた。

青黒い雨と
青黒い雫がたれて
灰色の街を溶かしていく。
坂でみんな転げ落ちて
そしてみんなオバケに食べられた。
青い涎をたらしたオバケから
わたしはずっと逃げてる。
青は赤と混ざって黒紫になってく。
坂の石畳もけばけばしく染まってく。
屋根から雫がぽたぽた
爛れた石は悲しそうに笑ってた。

歩く歩く
走る走る
ゆらりゆらり
ふわりふわり
逃げろ逃げろ
オバケがくる
逃げろ逃げろ
オバケがくる
どこまでも
果てしなく
続いてる
夢の道

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